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低学年からの私立中受験

  • 投稿カテゴリー:20のひとりごと
  • 投稿の最終変更日:2022-02-21

愛知県は公立優位と言われていますが,EduStudio20のある 一宮市は私立中受験に対する教育熱が高いエリア です。

EduStudio20はまだ正式開校しておりませんのでなんともいえませんが,私が創業したサイキッズ に関していえば,お通い頂いている低学年で「将来的に私立中受験を考えている」または「私立中受験をする」方は,全体の半数(コースによっては8割近く)になります。
※一宮教室の話です。上社・春日井教室は直接携わっていないので不明です。

 

このような背景もあってか,現在進行形で行っている面談や過去にサイキッズで行った面談の中で,

「中学受験を考えているけど… 低学年から塾に通わせていいのでしょうか?」

という ご質問を頂くことが多くあります(ありました)。

 

ということで,今回は「私立中受験を考えている場合,低学年から塾に通う必要はある?」について,私の見解を述べていきます。

 


 

まず 塾に通う必要性ですが,この質問を承った時,私はほぼ間違いなく

 

ありません。

 

と答えます。

いやー,もったいないですよ。
それにかける時間と費用を考えると。。。
それだったら,別のことに費やした方がよっぽど今後のためになると思います。

 

た・だ・し🚫

 

次の条件を満たす場合のみです。
※前述で「ほぼ」と記しているのはそのためです。

では,その条件を順次説明いたします。

 

 

学校のテストは100点連発!

 

中学受験をする上での基準となります。

ぶっちゃけた話,そもそも 中学受験とは かしこい子たちがさらにかしこくなるもの であり,低学年時の学校のテストで100点連発していない状態では,学習に対する姿勢および基礎学力が不足していると考えられるので,いざ本格的な通塾が始まってからの伸びはあまり見込めません。。。

これがクリアできていないと…  塾または塾に準ずる教室に通い,まずは100点が連発できるようにテコ入れしていく必要があります。

 

 

学習の習慣が身についている

 

「身につけている最中」でも良いでしょう。

中学受験においては,日々の学習を継続することが学力向上の原動力になります。その日の気分によってやったりやらなかったりでは,やらないたびにリセットをかけているようなものです。

量は多くなくて構いません。
少ない量でかまいませんのでコツコツと積み上げていくことが低学年の時に習慣化(または身につけている最中)できていれば,塾に通う必要はありません。

できていない場合は…
う~ん。。。厳しいですねぇ💦


習慣化させようと週1回程度塾に通っても,正直無駄です(身につきません)。

低学年時において学習習慣を身につけることは,保護者の方の努力以外のなにものでもない ことを,ぜひ,ご承知おきください。
※保護者の方のサポートなしで習慣化させるためには 週3以上の通塾が欲しいところです。

 

 

定期的に外部のテストを受けている

 

学校のテストが100点連発…と言っても,中学受験の世界ではそれはあたりまえ。

真の実力はいったいどの程度なのか?どの教科のどの単元ができているのか・できていないのか?などの細かな所をチェックし,できていないところは補強していかないと,今後の学習に差し支えが出てきます。

これを把握するために,定期的に外部のテストを受けていれば塾に通う必要はありません。
受けていない場合は,受けてください。

四谷大塚の全国統一小学生テストをはじめ,各塾で公開テストを実施しています。
ただ,塾によってテストの傾向が異なるので,1つだけで終わらせるのではなく複数のテストを受けることをお勧めします。

 

テスト結果の捉え方ですが,結果が悪くとも決して焦らないでください(焦って入塾…なんてのは 塾の戦略に引っかかっています)。
私も面談時にテスト結果を拝見させていただくことがありますが,もし,結果が悪くとも

「このテスト結果を見ても,別になんとも思いません。これから上げていけばいいだけの話ですから。最終的に受験当日で結果を出せれば良いのです。」

と伝えています。

 


 

冒頭にも記しましたが,「低学年から塾に通う必要はない」というのが私のスタンスです。

しかし,今回ご紹介した3つというのは,裏を返せば 家庭でのフルサポートがあっての話。
昨今のご時世,「そんなことムリムリ💧」というご家庭のご事情もあろうかと思います。

ちなみに,そんなご事情の場合,私は「ぜひ塾に行ってください!」とご案内しています。

 

おまえのスタンスどこ行った😑

 

と突っ込みを受けそうですが,教育の世界に絶対的な解などありません。
常にベストなご提案をするのが私の役割です。
※だから大目に見てくださいネ🙃

 

EduStudio20の春のイベント 春☆20 のページにも記しましたが,何かお悩みのことがございましたら,お気軽にお問い合わせください✨

 

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